


1世紀をはるかに超える歴史を背負った、ベルリン生まれのグランドピアノ。C.ベヒシュタインはピアノ史に名を刻む名門のひとつであり、このサロングランドは1880年頃に製作されたものです。上品なサテン調のセミグロス仕上げを纏った黒のケースは、その歳月を静かな気品とともに身にまとい、控えめで洗練され、ぎらつきのない佇まいを見せます。182cmのボディは、ベヒシュタインならではの広がりと格調を備えた音色を奏で、歌うような高音域が深く豊かに響く低音域の上に重なり、88鍵すべてと2本のペダルにわたって響き渡ります。これこそ、ロマン派の時代にヨーロッパのコンサートホールやサロンを満たした音色です。単なるピアノにとどまらず、音楽史の一片そのもの。個性に満ち、求められ続ける一台が、新たな1世紀の演奏へと音楽を奏でる準備を整えています。
あなたが心惹かれた職人技、佇まい、そして音色を分かち合う、選りすぐりの一群です。








